はじめに
近年、完全室内飼い猫の寿命は約16年と言われており、
外に自由に出入りできる飼い猫よりも2~3年長いそうです。
それに比べて、野良猫の寿命は3~4年と言われています。
我が家の晴明はロシアンブルー
約13年と記載されている記事が多いですね。
猫の寿命に関しては、アニコム損害保険株式会社の「猫の栞(しおり)」の中で、獣医の麻生 拓也先生が多くのデータを基に、とても詳しく紹介されています。さすがアニコムさんの記事ですね。的確なアドバイスでとても勉強になりました。
今回のブログを書くにあたって、ずいぶん参考にさせていただきました。ありがとうございました。
完全室内飼い
「猫を飼うときは避妊手術をして、100%室内飼いをして下さい。
猫を外に出すと、交通事故などの危険があり、
他の猫との喧嘩などで、ケガや病気になる危険性も高くなります。」
何の疑問も持たず、「当然」と思い、晴明を飼い始めました。
時々、窓から外を眺めて、空を飛び回る鳥を目で追いかけている姿を見ると、
「外の世界に興味があるのかな?」
などと思ったこともありますが、
調べてみると「安全な場所から動くものを見たい」猫の習性だそうです。
窓の外を見ている=外に出たい!
ではないのですね。
猫の縄張りの範囲というのはさほど広くなく、初めから室内飼いをしているのであれば、室内を自分の縄張りと理解し、さほど外への興味は無いと聞いたことが有ります。
外を眺めているのは、自分の縄張りを監視しているだけ?
「オレ、あったかい所にいるけど、お前たち大変だなあ、寒くないか?」
猫の行動範囲
ネットで「猫の行動範囲」と検索すると、0.07 ~ 0.28 km²だそうです。
250mから500m四方位かな。
自由に出入りできる飼い猫の行動範囲は、家を中心に考えると、
ほとんどのオス猫は半径100m位の範囲をぐるぐる回っているだけだそうです。我が家よりは当然広いですけどね。(当たり前か)
もしも逃げ出すことがあっても、あわてて追い掛け回すのではなく、落ち着いて名前を呼びながら近づいて行けば大丈夫だそうです。
そんなに冷静でいられるとは思いませんが…
我が家では飛び出すのが怖くて、いつも神経質なくらい扉や窓の開閉には気を使っています。
もし外に出る事があっても、
晴明君、ビビリだからその場で固まっていると思います。
怖くて、試してみる勇気はありません。
もしも、逃げ出して迷子になっても、晴明にはマイクロチップが入れられており、誰かが見つけてくれれば我が家の猫だとわかりますが、早々簡単に捕まらない可能性もあります。今の時代だから「GPS付の首輪」なんてあったら良いのにと思い調べてみたら、
すごいです。ヤッパリありました。
ホント…今の世の中便利ですね。何でもあります。
(知らなかったのは私だけ?)
心配性な方は検討されてみてはいかがでしょうか。
残念ながら、晴明君に首輪はNGです。
そのためにも是非、
我が家の“立ち入り禁止区域”の撤廃を勝ち取ろう!
“晴明君、立ち入り禁止!”www.jade-seimei.com
晴明の幸せ
いろいろな意見があると思いますが、少しでも長生きして一生を終えることが、飼い猫の幸せであり、飼い主の幸せでもあると思います。
「避妊手術をして、100%室内飼いをする」のはそのための大切な手段の一つなのですね。
「晴明、我が家に来て良かったか?」
私の目を見て、みゃ~
おっ、理解しているのかな。
みゃ~
餌の時間か…
私たち家族の横で、お腹を見せて寝ている今が一番幸せなのかもしれません。
カワイイ~
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