我が家に猫がいる : ロシアンブルーとの生活

猫との生活で気付いたことを綴るブログです

猫の嗅覚は人間の10万倍!なぜ、オナラの臭いに悶絶しない?

猫の嗅覚は人間の1万~10万倍(20万~30万倍の説もあり)
との記載をよく目にします。
f:id:Jade-Seimei:20190117230601j:plain:w300:right
嗅覚がそんなに強いと、
「人間社会の中での生活は臭くて仕方がないのではないか」

考えたことはありませんか?

10万倍ですよ!
(犬は100万倍と言われています)

公園のトイレなんかに入ったら、

瞬時に気絶してしまうかも。

想像しただけでも恐ろしい…

実際には、オナラや自分のうんちの臭いに悶絶している様子はみられません。

個人的には、「においを嗅ぎたい時だけ嗅覚が強くなるのではないか」と考えていました。

臭いを嗅ぐ能力のスイッチ ON OFF ですね。

チョット情報

匂いと臭いの違い...

臭いは「くさい」とも読むように、「ゴミの臭い」「下水の臭い」など、不快なものが対象。 「 犯罪の臭いがする」など、いかにもそれらしい感じ、好ましくない雰囲気を感じるといった意味でも用いる。 匂いは、「花の匂い」「香水の匂い」など、好ましいものが対象。
においを「ニオイ」とカタカナ表記する場合は、好ましくないにおい(臭い)を表すことが多い。
違いがわかる辞典:「臭い」「匂い」「香り」より抜粋して引用

そこで調査!

人がにおいを感じる仕組みとは?

minnano-kyukaku.com

どうやら鼻の中ににおいセンサーが有り、そのセンサーがにおいを感じ取るようです。

その受容体は約400(300との記述もあり)だそうです。

f:id:Jade-Seimei:20190117233158j:plain:w300:left

においの分子は20万から40万種類存在するとの説が有り、これらが混じりあって数百万とも言われる自然界の臭いが形成されているそうです。

嗅覚が退化した人間は、そのうち1万種類のにおいを感じる事が出来る(諸説あるみたい)、と言われています。

400の受容体で約1万のにおいをかぎわけているのですね。

と言う事は…

人間が全く感じる事の出来ないにおいの方が、自然界には何十倍も多く存在しているわけです。

人間の感じる事の出来ないにおいを、他の動物は感じているのかもしれません。

そいえば、人間のがんのにおいをかぎ分ける、がん感知犬の記事を読んだことが有ります。

www.koinuno-heya.com

猫にも同様の能力が有るかもしれませんが、がん感知猫なんて聞いたことが有りません。

愛猫家ならなぜだかわかりますよね。

だって、猫は人間の言う事なんて聞きませんから、

気分が乗らないと仕事をしません...

猫に話を戻そう!

においを感じるシステムは人間と違いはないようです。

もちろん、

においを感じ取る細胞の数は人間の5倍以上もあり、大きな違いが有ります。
psnews.jp
どうやら、においを人間よりも強く感じるというわけではなく、

微かなにおいにも反応する能力に優れているらしい。

"人間の1~10万倍と言っても、おならのにおいが人間の1~10万倍臭く感じるとかではなく、空気中のにおい物質の濃度が、人間が感知できる最低濃度の1~10万分の1でも嗅ぎ分ける事が出来るという事のようです。"

f:id:Jade-Seimei:20190117230815j:plain:w300:left

濃度が濃くても、人間には感知できない種類のにおいを感じ取っている可能性もあると思います。

人間には無臭でも猫には悪臭、なんてことも有るのかなあ?


10万倍の嗅覚の世界、どのような感覚なのか体験してみたいですね。

猫にとっての嗅覚とは

猫は本来、嗅覚よりも視覚や聴覚から獲物を発見して狩猟をしてきた動物です。

嗅覚を使うのは、獲物を捕らえた後、本当に食べても安全なものかどうか確認するためだそうです。

鋭い嗅覚を持つのなら、嗅覚で狩りをしそうですが、少し意外ですよね。

他にも、他の猫との縄張り確認や、発情期のメス猫にアピールする時にも嗅覚を駆使して暮らしているそうです。

室内飼いの猫とって感度の高い嗅覚は必要なのだろうか?

fu-wa-fu-wa.com

どうやら、味覚が劣る分嗅覚が味覚をカバーしており、その食べ物が、危険ではないか、腐ってはいないか、自分好みか等々.....

猫は味覚ではなく嗅覚を使って判断しているようです。

自分で獲得した餌ではなく、飼い主から与えられる安全な餌であっても、生きていくための本能として、残しておかなければいけない大切な能力なのかもしれません。

独り言…

完全室内飼いの猫としてブリーディングが続く純血種だと、環境の変化に応じて、嗅覚が退化する事も有るのではないかと思います。

嗅覚の疑問

多頭飼い崩壊の現場など、人間でも鼻が曲がると言われる程の悪臭の中、猫は生きています。

人間の数万倍強くにおいを感じる事は無くても、優れた嗅覚を持った猫なのになぜ耐えられるのでしょうか?

人間の嗅覚は順応しやすく、においに慣れてきます。

言葉を加えれば「嗅覚は疲労しやすい」といわれます。
kunkunbody.konicaminolta.jp

人間にとっての“必要な能力”とも言われますが、
猫も同じなのでしょうか?

個人的見解

人間が臭いにおいに慣れる事は経験していますが、
www.excite.co.jp

他の動物でも、置かれた環境によっては生きていくためににおいに慣れる事は必要なのだと思います。においを感じるシステムは猫も人間もあまり変わらないようですから、疲労しやすい嗅覚の性質も同じだと思います。

しかし、悪臭だけをブロックできるのではなく、おそらく猫にとって最も大切な能力の一つと思われる、嗅覚の多くの部分が犠牲になっているのではないでしょうか。
allabout.co.jp

可愛そうであまり考えたくないですね…

猫は口でもにおいを感じる?

www.necoichi.co.jp

猫の口の中にあるヤコブソン器官なるものが猫の「第二の鼻」とも言えるもので、
この器官を通じてフェロモンやマタタビのにおいを感じ取ることができるそうです。

猫が口を開けてフェロモンを嗅ぐ仕草のことを「フレーメン反応」といい、猫以外の動物でも馬、牛、象、コウモリなどがこの反応をすると言われています。

f:id:Jade-Seimei:20190117232952j:plain
猫のフレーメン反応

「においを舌の上で転がす」なんて表現されている文章も有りましたが、
どうやらこの機能、人間にも存在している可能性が有るそうです

本当に不思議ですね。

味覚と嗅覚の能力を比較して考えたことが有りますか?

嗅覚は味覚に比べてはるかに高感度です。味覚は100万分の1の濃度の溶液の味を感じることが可能ですが、嗅覚はなんと1兆分の1に薄めても感じることができます。
夢ナビ:約300の受容体で数百万の化学物質をかぎ分ける嗅覚の仕組みより抜粋して引用

嗅覚は他の感覚(視覚、聴覚、触覚、味覚)と違って、直接本能に作用します。これは、においの情報が大脳辺縁系の扁桃体や海馬といった、本能行動や感情・記憶を司る部分に直接伝わるためです。(※他の感覚は、視床・大脳新皮質などを経てから大脳辺縁系に情報が伝わります。つまり理性が先に働くんですね。)
一度イヤなにおいと感じると、そのにおいを理屈抜きに嫌いになってしまったり、あるにおいで昔の出来事を思い出したり、においが感性にひびくのはそのためです。
日本テオドール株式会社:においのメカニズムより抜粋して引用

チョット情報


www.afpbb.com
【2014年3月21日 AFP】人間の鼻は少なくとも1兆種類のにおいを嗅ぎ分けることができるとの研究が、20日の米科学誌サイエンス(Science)に掲載された。これまで考えられていたよりもはるかに多かったという。

これまで、人間の鼻は1万種類程度しか嗅ぎ分けることができないと考えられてきたのに全く違う意見になります。理論上の数値だと思いますが、にわかに信じる事は出来ません。
でも、「サイエンス」は結構権威ある科学雑誌なんですよね。

面白い記事を見つけました。
http://kokin-aroma.jp/modules/gnavi5/index.php?lid=237kokin-aroma.jp
karapaia.com

人間と猫、においを感じるシステムは似ていますが、感じ方は全く異なります。

人間にとって良いにおいでも、猫には悪臭であることは珍しく無く、その逆も有ります。

くれぐれも飼い主の思い込みで,アロマや芳香剤を使用しない様にしてください。

嗅覚についてはまだまだ研究途上で判らない事が多いようですね。

これからもどんどん新しい発見が有ると思います。